ご挨拶

社会連携・産学協創推進室への期待

東京大学大学院工学系研究科では、社会との連携ならびに産学での協創を一層推進するために、2017年3月1日に社会連携・産学協創推進室を発足させました。同室は研究科長の直下に設置された戦略的な組織です。
これまでにも本研究科内では、研究室レベルでの共同研究は活発に行われてきております。これらを益々発展させるとともに、既成の概念にとらわれることなく、更なる社会と大学との連携を推進していきたいと考えております。 社会連携・産学協創推進室が、全学の産学協創推進本部とも密接に連携しながら、本学からイノベーションを発信する拠点となることを大いに期待しております。

社会連携・産学協創推進室長を拝命して

東京大学大学院工学系研究科「社会連携・産学協創推進室（CERPO）」では、社会や産業界との強固な連携の基、学術を飛躍的に発展させ、研究成果の社会実装を強力に推進するために、学内外の人的・設備的学術資源を効果的に活用し、社会連携と産学協創を戦略的かつ機動的に推進してまいります。
このために、多様な分野の教授に加え、研究マネジメントの専門人材として、リサーチ・アドミニストレータ(University Research Administrator: URA) を本室に配置しております。これにより、本研究科の教員の先端研究と産業界の橋渡しをする効果的な体制を構築し、社会の要望に迅速に応えるようにいたします。さらに、最新の分野の動向を探るワークショップの開催等、社会連携・産学協創にかかる多様な企画・立案を行って、日本の産業界の期待に応えるように努めます。